当院で可能な検査
呼吸器の検査
下線のある検査名をクリックしていただくと、詳しい説明がご覧いただけます。
循環器の検査
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その他の検査
FMD(血管内皮機能)検査
FMD検査は腕を5分間圧迫し血管内皮細胞から生成されるNO(一酸化窒素)によって、開放後にどれだけ動脈が拡がるかを超音波でみる検査です。
動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞を発症させるリスクであることは広く知られています。
この動脈硬化は血管内皮の機能低下から始まると考えられ、FMD検査は動脈硬化になる一歩手前の血管内皮機能状態を知ることができる検査です。
血管内皮機能障害は動脈硬化の手前の状態ですので、早期に知ることで食事療法、薬物療法、運動療法、禁煙などで改善できる可能性が高いと言えます。
自動血球数CRP測定装置LCー767CRP
感染症や炎症の早期評価を行います。
特にご高齢の方では、一見症状が軽く見えて実は重症ということが多々あります。
【特徴】感染症、炎症の早期発見に有用
測定時間4分(血液のみ約65分)
多項目同時PCR検査 Bifire®SpotFire®
- 新型コロナウイルスCOVID-19
- RSウイルス
- アデノウイルス
- インフルエンザA
- インフルエンザB
- パラインフルエンザ
- ライノウイルス/エンテロウイルス
- ヒトメタニューモウイルス
- インフルエンザA/H1-2009
- インフルエンザA/H3
- 季節性コロナウイルス
- マイコプラズマ
- クラミジア
- 百日咳
- パラ百日咳
15種類の伝染性病原体を網羅的に迅速に(15分間)遺伝子検査で検出する装置です。
COVID-19の流行は今も止まず、症状の軽いオミクロン株は再び病原性の高い株に変化しています。
今までウイルス検査は大規模な検査機関のPCR機がなければ判定できなかったところCOVID-19流行に伴い小型のPCR検査機が開発され、また、COVID-19やインフルエンザは抗原定性検査で容易に検出できるようになりました。
しかし、COVID-19以外の重症化し易い病原体のPCR検査をクリニックで実施することは困難でした。
また、小児では抗原定性検査で検出し易いアデノウイルスやRSウイルスは、抗原量の違いから成人では検出が難しく診断困難であり、複数回の血液検査での抗体価で判定する百日咳の診断には2週間以上を要していました。
この多項目同時PCR検査 Bifire®SpotFire®は、費用は3割負担で約5,000円を要しますが、上記の15種類の病原体を網羅的に迅速(15分)に検出することが可能であり、治療選択や予後を予測する上で非常に有用な検査です。
特に日本ではまだ検出頻度が不明ながら、世界的には重症化し易いウイルスとして注意喚起されているRSウイルスの検出には特に有用な検査です。